もううんざりするくらいアンカーテキスト分散がどうのこうの、という議論は巷でもされており、今更感は満載ではあるものの、個人的にアンカーテキスト分散というテーマで書いたことはなかったしメインブログでもおそらくそこまで本題にすることはあまりないであろうと思うのでこっちで書いておく。

個人的にはアンカーテキストを分散すること自体に何の価値もないというスタンス。

これは誤解を招くかもしれないので補足をしておくと、あくまでも分散するから価値があるというわけではない、というもの。

「ナチュラルリンクはそんなに偏らない。自然に分散するはず。だから分散すれば価値が上がる。」という理屈は、通っているようで非常に稚拙である気がしないでもない。

不自然に偏りのあるものに関してそれを評価対象から外し排除するアルゴリズムを組まれるのは安易に想像がつくし理にかなってるといえばかなってる。

一方で自然にバラけているからそのバラつきに対して評価を向上させるアルゴリズムを導入する価値はあるか?と言えば多分ない。

別にバラけてるからってそれがなんなの?ということ。

そこでアンカーテキスト分散よりも個人的に重要視しているのは「バイネーム」。

・ブランドサイトであればブランド名

・クリニックであればクリニック名

・サービスサイトであればサービス名

・コーポレートあれば会社名

・ECサイトであればサイト名

などなど、、、、

これらを、サイト自体を指名するアンカーテキストという意味でバイネームでのアンカーテキストと読んだ場合に、このバイネームがかなり重要であるというのが最近の印象。

サンプルをそこまで多くとったわけではないが、リンク数やドメインオーソリティに関わらず上位に入れず、逆にターゲットワードでのキーワードリンクがかなり少ないにも関わらず上位に君臨しているサイトを比較したときに、

このバイネームでのアンカーテキストが比率として多く含まれているか否か、ここが勝負の境目になっているのではないかと思うことが最近多い。

特にビッグキーワードであるほどそれが顕著に特徴として出ている印象がある。

アフィリエイトサイトや、元祖情報サイトみたいな古巣のサイトが上位にある場合、そもそもこのバイネームというものが存在しないケースもあるが、それはそれで自然なものであり、そういうサイトの場合はそこは意識しなくても良いとは思う。そういう場合、割と偏ったアンカーテキストマッチであってもダメージを受けず残っている場合も少なくない。

 

さてアンカーテキストを考える上で最も重要なことと自分の中では捉えていることで

「アンカーテキスト=そのリンク先に何があるかをユーザー及び検索エンジンに端的に示すテキストである」

この概念は非常に重要で、これが分かっていれば上記の理屈はすんなり通る。

とするとここには分散という概念など半ばどうでもよく、まっとうにサイトを表すテキストを端的に記載されていることが最も自然なアンカーテキストといえる。

・THE タイトルタグそのまんま

・THE バイネーム

・THE URL

このあたりのアンカーテキストを一切受けることなく、目標キーワードでのバカの一つ覚えキーワードリンクをぶちかまそうものなら、

それこそ一瞬でGoogleの餌食になることもある。

 

上記のような「Theナチュラルっぽいアンカーテキスト」を多く受けることが、その後の「The自作自演キーワードリンク」に耐えうるだけのアンカーテキストキャパシティを生み出すものであるというのが最近の自分の手法で、新規サイトであればあるほどこの順序でのリンク施策が効いてくる。これはメインブログのほうでもいずれ結果として紹介しようかなとも思っているけれども。

そして究極を言えば キーワードリンクを入れずともその当たり前ナチュラルっぽいリンクだけで上位化できるように、サイトを最適化しなさいということ。

大量のキーワードリンクにどうしても頼らなきゃいかん場合というのは、相当のスピードが求められたり、相当なツワモノ達の集まってる重ワードに限る。そこらのミドルワードくらいだったらぶっちゃけそこまで必要なし。

 

まとめると

・変に分散させるまえに、もらって当たり前のリンクをもらいなさい

・特にバイネームを意識しなさい それがそのサイトのオリジナリティであり個性である

・キーワードリンクはそのあとで良し

・大量のキーワードリンクに頼るのは最適化できてない証拠 というくらいの最適化ダマシイがあると良い

 

まあ逆に言えば最適化に限界がある場合にはキーワードリンクで持ち上げたらよい。ただこれも限界あるしオススメはできない。

 

最後に今日の良記事を紹介。

SEO対策で押さえておくべき大切なポイント

↑ここまで的確に今のSEOについてまとめられる人はなかなかいないであろうと思う。さすが師匠。

時間は掛かるけど最強のコンテンツSEO

↑キレイゴトではなくそういうこと。こちらもさすが師匠。

自分も精進する。こんなサテライトに時間を割いている場合ではないと思いつつ、もうちょっと息長く続けるつもり。

ディープリンクとは、TOPページだけではなくよりディープな階層(つまり下層ページね)に向けて貼られたリンクのことであり、何か以前からTOPだけではなく下層ページにもリンク入れてったほうが良いよということが色んな場所で議論されている。

SEOに有効な被リンク構築方法のうち、とりあえずその2

尊敬する人の記事です。こちらの記事では「下層ページにリンク入れるとドメインオーソリティが高まるということでTOPページのランキングを上げるという効果ではなく、TOPに偏った施策してる場合に順位停滞したり下落してる場合にはその中和施策として有効で結果としてTOPのランキングアップには貢献できる」ということが書いてある(まとめ長げー)。

まあ、実際にそれはそうなのですが、基本的には考え方はそうではなくそのディープリンクがどれだけの価値をもち何をもたらすかのほうが重要であるということ。

もちろんディープリンクが重要なことは言うまでもなし、ランキング云々に関わらず得られるものを得たときにSEO的観点からもそれ以外の観点からも、あったほうが良いのは間違いない。

ただTOPページのランキングを上げるためだけのディープリンク施策を行うか、実際にサイト全体のアクセス向上などに貢献できるディープリンクを入れていくかは全く価値が違う。

実際にメインインデックスを目標ページとしてSEO対策する場合、ディープリンクを入れる入れないの判断はケースバイケースであるが、何より前提としては「そのディープリンクの結果として価値あるアクセスをもたらすことができるか」この観点を意識的に観るようにはしている。(上記の記事の中で書いてある中和施策が必要な場合は別ね)

これはキレイゴトに聞こえるかもしれないがそうではなく、そういうディープリンク施策こそ意味があり、何も会社概要とか申し込みの流れのような検索流入を期待できないようなコンテンツに向けてリンクを入れることにそこまでの価値はない。

ただ下層にリンクを入れるのではなく、そこにリンクするだけの価値があるコンテンツがあるかないか、そこで判断するべし。

また、そのコンテンツがメインテーマと非常に強い関連性をもつ場合で、かつTOPページから直でリンクされている場合には、TOPページの評価も自然に上がる。この場合は、間接的にTOPページの上位表示に貢献していると言っても良い。

「SEO対策」という観点でのみまとめると、ディープリンク施策を行う上で考えることは、

①リンクされて然りなコンテンツがある

②メインテーマ(=ターゲットキーワード)と関連の強いコンテンツであるか

③そのコンテンツはTOPページとどういうリンク関係にあるか(関連が強いか、近いか遠いか)

このあたりをサーっと見て判断できるとディープリンク施策はランキングとかオーソリティ云々だけではない価値を与えることができる。

もっとアルゴリズムとかから離れた現実的な場では超ロングテール集客の”濃さ”と”実現方法”検証するこれをイメージすると良い。

この記事にあるように、「集める」より「集まる」、「上げる」ではなく「上がる」が良いね。

Googleもそんなにバカではなく、リンクを見つけるたびに「おやっ??こんなリンクがあったぞ??じゃあ、このリンク先のサイトの評価を、上げちゃうよ!?」なんて判断するわけではなく、当然、「この唐突で意味不明なリンクは何?はい、とりあえずムシムシ」というものも多々存在するわけである。

ちょっと面白いやり取りがTwitter上であったので紹介すると、

yukimeru0305 徳田裕希(英語SEO)

@pacificus はぅ…まあ、どれだけ関連性の高いリンクを貼れるかで、パス出来る被リンクの効果が変わってくるのかなって話ッス。 関連性が高かったり、リンク元のオーソリティが高いとαが限りなく0.15に近づいて、

http://twitter.com/#!/yukimeru0305/status/81760958703353857

@yukimeru0305徳田裕希(英語SEO)
@pacificus 逆に関連性が低いとαが1に近づいて、あまりリンクの効果をパス出来ないのかなと感じてます。 あと、元々のリンクジュースを発リンク数の分で割ってしまうので、ここも重要になってくるのかなと。そんな考えでした。

http://twitter.com/#!/yukimeru0305/status/81760958703353857

(これは関連性というよりページランク系の話ではなかったかな?とも思うけど)

まあ、αとか0.15とかについては正直理解が浅いのでなんとも言えないところではあるものの、何かしらの方法でリンク毎の加点ポイントを決めているはずであり、そこであまりにムシされる(加点ほぼゼロの)リンク数が多くなると「こいつ何やってんの?」というフィルターに引っかかったり、、

そんなこともあるんじゃなかろうか、と。

まあ上に出てきた理屈がGoogleのフィルターと関連があるのかないのかは別として、何でもかんでも貼ってあればいいというものではない、というのは間違いなくて、

だからこそ「何でこの被リンク数なのにこの被リンク数のサイトに負けてるんや?」という現象が当たり前におこるわけである。

imadokiseo ドゥアイ土居通成(いまどきのSEO対策)

最近、難関キーワードでも被リンク数が少ないサイトが結構上位に食い込んでるケースがありますね。

http://twitter.com/#!/imadokiseo/status/81904489153568769

数、というあまりにも表面的な要素だけで考えるとどうしても色んな要素が抜け落ちる。関連性、とかリンク元の更新頻度、、とかもちろんそういうこともあるだろうが、もっと漠然とした定性的な要素というのは、やはり重要で、あまり機械的にSEOを捉えてしまってばかりではいつか足元すくわれる。「このサイト、いいね」とかそういう感じの。俗に言う「雰囲気」とか「オーラ」とか「ニュアンス」とかそういう感じの。

文脈破たんしてるけどそんな感じで。