Archive for 6月, 2011

このブログでは基本的にはあまりコンテンツ寄りの記事を書くつもりではないのですが、ちょっと最近気になることもあったのでサラッと書いておく。

かつて被リンク至上主義、という時代があったのかなかったのか、実際には僕にはわかりませんが、まだまだ現実的に「SEO=被リンクを増やすこと」と考える方も全然少なくないのは事実として感じるところ。

別に100%間違ってるとは言わないまでもこれだけが正解でないことは間違いない。

一方で、SEO関係者さんの間でもコンテンツの重要性を説く方々が増えて来た、というかかなり比率としても多いというのが最近の色んな方の情報発信を見てても思うし、それはそれで良い傾向だと思う。

ただちょっと極端な捉え方をしてる方も中にはいて、これは確実に言えるのが、どちらの考えに極端に依り過ぎても危険なことには変わりない、というもの。(まあそもそも、何でそれを分解して考えてしまうの、、というツッコミはさておき)

 

最近のSEO情報を見るなかでの個人的な感想としては、コンテンツ至上主義を唱える人々が増えてくる中、

果たしてそれを遍く全てのWEBサイト運営者が「現状のスキルや知識のまま」信じ込むのは被リンク至上主義と同様に非常に危険なのではないかということ。

被リンクこそがSEOであるという偏った考えは同じく非常に危険であるしスパミーな手法にばかり手を染めてしまう方も多くいると思うし、それはそれでもちろんイクナイ。

ただ同様に、コンテンツ至上主義というのはあくまでも基本的なSEOのノウハウ(世に言う僕らのような「SEO業者」のようなノウハウに限らず)をある程度分かっている上で、或いはコンテンツを活かせるWEB上での基盤がある場合(例えばちゃんとしたブログシステムとかCMSとかでコンテンツ更新する場合)に実践する分には、方向性さえ間違えなければ、時間をかけた分だけのリターンが得られる可能性が高いけれど、

そうでない方々がそれを実践しようとしたときに、よく分からない有料リンクにお金を浪費してしまうように、ただただ訳もわからずコンテンツ作成に時間を浪費した挙句にほとんど何の効果も得られない、そんなことだって容易に想像できる。

そもそも作ったコンテンツがいかにして検索において露出されるようになり、それが利益を生み出すのかがある程度分かっていないのであれば、時間をかけて手間ヒマかけて作ったコンテンツをキチンと活かすこともできないことも多いにありうること。

作ったコンテンツを然るべき検索パターンに対して露出する、ということもコンテンツを活かすSEOを行う上では非常に重要であって、その概念やノウハウがないままでのコンテンツ作りというのは少なくともSEOにおいては成功しないことも大いにあり得る。

仮に露出がうまくできたところで、全く以て見込み客とは異なるユーザーから「ああ、なんか良いコンテンツですね」と言われたって、運営者からすればそんなに旨味もない。

被リンクをはじめとして俗に言うSEOテクニックの効能をよく知らない方に対する「無責任なコンテンツ推し」は、ただただ時間を浪費させフラストレーションを蓄積させるだけに留まることも、おそらくありうる。

 

切り離して考えるからどちらにしても弊害が出てくるわけで、言うまでもなく、コンテンツが貧しく魅力もないWEBサイトに無茶な被リンク施策を講じたところで安定した上位表示や売上にはつながらないことが多い、だから単純にそれは推奨されるべきではない。

 

何にしても、極論はよくなく、バランスが重要であるということ。そして常に意識すべきは、「どのようなSEOを行うか」などという次元の話ではなく「その先に何を成すか」ということ。手段を選ぶな、というつもりは毛頭ないけど、よく分からないまま必要以上に手段を選びすぎるのは逆に危険、ということは言いたい。

もちろん、コンテンツは非常に大事。SEOだけに焦点を当てたとしても、本当にそう思う。ただしコンテンツはキチンと最適化されるべきだし、バックリンクも当分、というか今後ずっと無視は出来ない。だからこそ被リンクを活用したSEOも当分なくなることがない。

 

どれもこれも、文章にしてしまえば当たり前過ぎることでエラそうに書くようなことでは一切ないんだけど、いくつか気になる情報発信源を見かけたので一応記事にしておきました。

もううんざりするくらいアンカーテキスト分散がどうのこうの、という議論は巷でもされており、今更感は満載ではあるものの、個人的にアンカーテキスト分散というテーマで書いたことはなかったしメインブログでもおそらくそこまで本題にすることはあまりないであろうと思うのでこっちで書いておく。

個人的にはアンカーテキストを分散すること自体に何の価値もないというスタンス。

これは誤解を招くかもしれないので補足をしておくと、あくまでも分散するから価値があるというわけではない、というもの。

「ナチュラルリンクはそんなに偏らない。自然に分散するはず。だから分散すれば価値が上がる。」という理屈は、通っているようで非常に稚拙である気がしないでもない。

不自然に偏りのあるものに関してそれを評価対象から外し排除するアルゴリズムを組まれるのは安易に想像がつくし理にかなってるといえばかなってる。

一方で自然にバラけているからそのバラつきに対して評価を向上させるアルゴリズムを導入する価値はあるか?と言えば多分ない。

別にバラけてるからってそれがなんなの?ということ。

そこでアンカーテキスト分散よりも個人的に重要視しているのは「バイネーム」。

・ブランドサイトであればブランド名

・クリニックであればクリニック名

・サービスサイトであればサービス名

・コーポレートあれば会社名

・ECサイトであればサイト名

などなど、、、、

これらを、サイト自体を指名するアンカーテキストという意味でバイネームでのアンカーテキストと読んだ場合に、このバイネームがかなり重要であるというのが最近の印象。

サンプルをそこまで多くとったわけではないが、リンク数やドメインオーソリティに関わらず上位に入れず、逆にターゲットワードでのキーワードリンクがかなり少ないにも関わらず上位に君臨しているサイトを比較したときに、

このバイネームでのアンカーテキストが比率として多く含まれているか否か、ここが勝負の境目になっているのではないかと思うことが最近多い。

特にビッグキーワードであるほどそれが顕著に特徴として出ている印象がある。

アフィリエイトサイトや、元祖情報サイトみたいな古巣のサイトが上位にある場合、そもそもこのバイネームというものが存在しないケースもあるが、それはそれで自然なものであり、そういうサイトの場合はそこは意識しなくても良いとは思う。そういう場合、割と偏ったアンカーテキストマッチであってもダメージを受けず残っている場合も少なくない。

 

さてアンカーテキストを考える上で最も重要なことと自分の中では捉えていることで

「アンカーテキスト=そのリンク先に何があるかをユーザー及び検索エンジンに端的に示すテキストである」

この概念は非常に重要で、これが分かっていれば上記の理屈はすんなり通る。

とするとここには分散という概念など半ばどうでもよく、まっとうにサイトを表すテキストを端的に記載されていることが最も自然なアンカーテキストといえる。

・THE タイトルタグそのまんま

・THE バイネーム

・THE URL

このあたりのアンカーテキストを一切受けることなく、目標キーワードでのバカの一つ覚えキーワードリンクをぶちかまそうものなら、

それこそ一瞬でGoogleの餌食になることもある。

 

上記のような「Theナチュラルっぽいアンカーテキスト」を多く受けることが、その後の「The自作自演キーワードリンク」に耐えうるだけのアンカーテキストキャパシティを生み出すものであるというのが最近の自分の手法で、新規サイトであればあるほどこの順序でのリンク施策が効いてくる。これはメインブログのほうでもいずれ結果として紹介しようかなとも思っているけれども。

そして究極を言えば キーワードリンクを入れずともその当たり前ナチュラルっぽいリンクだけで上位化できるように、サイトを最適化しなさいということ。

大量のキーワードリンクにどうしても頼らなきゃいかん場合というのは、相当のスピードが求められたり、相当なツワモノ達の集まってる重ワードに限る。そこらのミドルワードくらいだったらぶっちゃけそこまで必要なし。

 

まとめると

・変に分散させるまえに、もらって当たり前のリンクをもらいなさい

・特にバイネームを意識しなさい それがそのサイトのオリジナリティであり個性である

・キーワードリンクはそのあとで良し

・大量のキーワードリンクに頼るのは最適化できてない証拠 というくらいの最適化ダマシイがあると良い

 

まあ逆に言えば最適化に限界がある場合にはキーワードリンクで持ち上げたらよい。ただこれも限界あるしオススメはできない。

 

最後に今日の良記事を紹介。

SEO対策で押さえておくべき大切なポイント

↑ここまで的確に今のSEOについてまとめられる人はなかなかいないであろうと思う。さすが師匠。

時間は掛かるけど最強のコンテンツSEO

↑キレイゴトではなくそういうこと。こちらもさすが師匠。

自分も精進する。こんなサテライトに時間を割いている場合ではないと思いつつ、もうちょっと息長く続けるつもり。

ディープリンクとは、TOPページだけではなくよりディープな階層(つまり下層ページね)に向けて貼られたリンクのことであり、何か以前からTOPだけではなく下層ページにもリンク入れてったほうが良いよということが色んな場所で議論されている。

SEOに有効な被リンク構築方法のうち、とりあえずその2

尊敬する人の記事です。こちらの記事では「下層ページにリンク入れるとドメインオーソリティが高まるということでTOPページのランキングを上げるという効果ではなく、TOPに偏った施策してる場合に順位停滞したり下落してる場合にはその中和施策として有効で結果としてTOPのランキングアップには貢献できる」ということが書いてある(まとめ長げー)。

まあ、実際にそれはそうなのですが、基本的には考え方はそうではなくそのディープリンクがどれだけの価値をもち何をもたらすかのほうが重要であるということ。

もちろんディープリンクが重要なことは言うまでもなし、ランキング云々に関わらず得られるものを得たときにSEO的観点からもそれ以外の観点からも、あったほうが良いのは間違いない。

ただTOPページのランキングを上げるためだけのディープリンク施策を行うか、実際にサイト全体のアクセス向上などに貢献できるディープリンクを入れていくかは全く価値が違う。

実際にメインインデックスを目標ページとしてSEO対策する場合、ディープリンクを入れる入れないの判断はケースバイケースであるが、何より前提としては「そのディープリンクの結果として価値あるアクセスをもたらすことができるか」この観点を意識的に観るようにはしている。(上記の記事の中で書いてある中和施策が必要な場合は別ね)

これはキレイゴトに聞こえるかもしれないがそうではなく、そういうディープリンク施策こそ意味があり、何も会社概要とか申し込みの流れのような検索流入を期待できないようなコンテンツに向けてリンクを入れることにそこまでの価値はない。

ただ下層にリンクを入れるのではなく、そこにリンクするだけの価値があるコンテンツがあるかないか、そこで判断するべし。

また、そのコンテンツがメインテーマと非常に強い関連性をもつ場合で、かつTOPページから直でリンクされている場合には、TOPページの評価も自然に上がる。この場合は、間接的にTOPページの上位表示に貢献していると言っても良い。

「SEO対策」という観点でのみまとめると、ディープリンク施策を行う上で考えることは、

①リンクされて然りなコンテンツがある

②メインテーマ(=ターゲットキーワード)と関連の強いコンテンツであるか

③そのコンテンツはTOPページとどういうリンク関係にあるか(関連が強いか、近いか遠いか)

このあたりをサーっと見て判断できるとディープリンク施策はランキングとかオーソリティ云々だけではない価値を与えることができる。

もっとアルゴリズムとかから離れた現実的な場では超ロングテール集客の”濃さ”と”実現方法”検証するこれをイメージすると良い。

この記事にあるように、「集める」より「集まる」、「上げる」ではなく「上がる」が良いね。